DIY教室
電動工具のトリマーできれいな丸い穴をあける方法を解説します。
この記事の内容
- DIY 木工電動工具のトリマーで円形溝切り丸穴掘り加工する方法。
- DIY 木工電動工具のトリマーで円形溝切り丸穴掘り加工作業中の動画です。
DIY 木工電動工具のトリマーで円形溝切り丸穴掘り加工する方法。
DIYでもプロでも同じですが、化粧板への座彫り丸穴掘り加工に木工キリを使用すると欠けたり、割れたりしてきれいな穴になりません。
見た目を重視する場合の丸貫通穴掘りや座彫り加工は、電動工具のトリマーを使用するときれいな穴をあけることができます。
作業には、トリマーピットの大日商ガイドベアリング付ストレートを使用します。
あけたい穴サイズの型板が必要です。
市販品に専用の型板はありませんから、自作する以外に方法はありません。
写真ではMDFにメラミン化粧板を貼った型板を自作しています。
ビットのガイドローラーが当たる部分は硬い素材がいいですからメラミン化粧板を貼っています。
厚み5.5mm 9mm 12mm程度の硬いMDFであればMDFのみの型板でも大丈夫です。
円形丸穴に限らずMDFに形状を型取りしてガイドベアリング付ストレートビットを使用するときれいな切り抜きができます。
ピットの刃の長さには種類がありますから穴の深さに合わせて選択してください。
ビットの数がある事によって、他のビットのベアリングを使ってベアリングの数枚を増やすことができて穴の深さ調整にも利用できます。
深い穴をあける時
一度に深い穴をあける事は難しいですから、トリマービットの刃の長さサイズを数種類用意しておいてビットを取り替えたり、ベアリングを増やしたりしながら少しずつ彫り込んでください。
DIY 木工電動工具のトリマーで円形溝切り丸穴掘り加工作業中の動画です。
DIY
電動工具のトリマービットで円形穴堀加工作業に使用している電動工具は、長年同じ形状で販売されているマキタトリマーを使用しています。
このトリマーは加工する時に安定感があります。
私はこのタイプのトリマーだけでも6台を所有して加工内容ごとに使い分けています。
建築大工さんは、電動丸鋸を使いこなすことがとても上手ですが、私はトリマーを使いこなす方が得意です。
注意ポイント
加工材からトリマーを外す時はトリマービットの回転が完全に止まってから持ち上げてください。回転中に持ち上げた場合、加工中の部材に回転刃が触れると強く弾かれて加工材が台無しになりますし、危険です。