
コケで作られたミソサザイの巣
2月の静かな山の中を歩いていると、緑色のふわふわした“不思議な丸いかたまり”を発見!🍂
実はこれ、日本で一番小さな鳥のグループに入る「ミソサザイ」が作った手作りの巣なんです!
今回は、久万高原町大川の沢筋(さわすじ)で見つけた可愛いミソサザイのおうちと、暖冬の山で出会った驚きの自然現象をご紹介します!みんないっしょに山の中をのぞいてみましょう!🐤✨
🏚️ 1. 杉林の物置小屋で発見!緑色の「コケのおうち」

ミソサザイの巣(久万高原町の山中)
発見したのは、2020年2月15日のこと。
久万高原町大川の山中、冷たい水が流れる沢筋の杉林を歩いていたときでした。
今は使われていない山林作業用の古い物置小屋。その軒下(屋根の裏側)をふと見上げると……なんと、見事に作られたミソサザイの巣があったのです!
🌿 2. コケを運んで丸く作る!鳥界のすごい職人技

コケを運んで丸く作られたミソサザイの巣
ミソサザイは、体長わずか10cmほどのとても小さな鳥。
小さな体で山の中のフレッシュな緑色のコケを一生懸命くちばしで運び、ボールのようにきれいな丸い形に編み上げていくのです。まさに職人技!✨
近くの木の上からは、巣の持ち主であるミソサザイが元気いっぱいにさえずる美しい声が響いていました。(※スマホでの撮影だったため、小さな姿を写真に収めることはできず……!残念!次回リベンジです📷)

ミソサザイの巣 コケで丸く作っています。
この年はとても温かい暖冬だったため、例年よりも巣作りが早いようです。
入り口の部分をきれいに仕上げれば、もうすぐ完成しそうですね!
⚠️ 3.【見つけてもソッとおいてね】親鳥のお引越しルール
⚠️ 野鳥の巣を見つけたときの【大切なマナー】
巣の中に卵やヒナがいるときに人間が何度も近づくと、親鳥は警戒してヒナをくわえて別のお家へ引っ越してしまいます。
親鳥がご飯を運んでいる様子を見つけても、遠くから静かに見守ってあげましょうね!
🐸 4. 暖冬のふしぎ!2月なのに完璧な「ホーホケキョ」とオタマジャクシ

近くの水たまりにはオタマジャクシの卵が沢山ありました。
小屋の近くにある水たまりをのぞくと、なんと早くもオタマジャクシのたまごがどっさり!カエルたちも暖かさに誘われて動き出しているようです。
さらに驚いたのは「ウグイスの声」!🌸
ふつう2月ごろのウグイスの歌声(初鳴き)は、「ホ、ホッ…」と練習中で、うまく「ホーホケキョ」と鳴くことができません。上手に歌えるようになるのは4月ごろです。
ところが!この日は2月半ばだというのに、まるで春本番のように「ホーホケキョ!」と完璧なさえずりが山じゅうに響き渡っていました!久万高原町でこの時期に完璧な鳴き声を聞いたのは初めての体験です。暖冬がもたらす自然の早起きに、なんだかほっこりした一日でした😊